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「せんせい!」と子どもが保健室に飛び込んできた!?(4コマ漫画付)

保健室でのあれこれ
    ~緊急時~
(後半に4コマ漫画あり)
 休み時間に「せんせい!!〇〇さんが!!」と保健室に飛び込んでくる声。
本人ではなく、友だちが代わりに大変だということを伝えにきたということ、よくありますよね。
そんなときは「直接本人がすぐに保健室に来れない状態」であることが多いので、様々なパターンを想定して自分がどう動くのがよいかを考えながら、
代わりに伝えに来た子どもに端的な質問をして状況把握をします。
①どのような状態なのか
  →けがなのか?病気なのか?(出血を抑えるものや嘔吐物処理セットなどが必要かどうかを判断)
  →動けるのか動けないのか?(状態の深刻度を判断)
  →動ける場合、こちらに向かっているのか?(行き違いを防ぐ)②担任の先生は知っているのか?誰か教師は近くにいるのか?
  →担任が知らない場合は担任に知らせる必要がある
  →担任が把握していれば、担任のフォローを受けている可能性が高い
   →→そのうえで大人の助けがさらに必要な状態であると判断(緊急度が高い

 

この質問からおおまかに状況の緊急度と深刻度を把握し、そのときの保健室の状況と合わせて自分がどのように動くかを判断します。

▶緊急度や深刻度が低く、本人が今保健室に向かっている途中であったり、担任が付き添って保健室に向かう途中の場合
 →来室を迎える(準備物品があれば用意する:洗面器、タオルやガーゼ、ビニール袋、シーネや三角巾など▶緊急度や深刻度が高いと考えられる場合
 →すぐに他の職員と情報を共有し、その子の元へ向かうことを考える
(必要なものを準備:メモ用品、タオル、ビニール袋など)
  ※メモ用品は記録をするため。てんかん発作など、記録がのちの診断に必要になることがあります)
▶保健室内が緊急度の高い状況であるとき
 →今まさに嘔吐している子どもがいる、頭部打撲やアレルギー症状等で経過観察中の子どもがいる等のとき
→→自分以外の大人でも対応できることであれば職員室にヘルプを出し、自分は子どもの元へ向かう。

  →→保健室の対応に専門性が必要な場合は自分が保健室にとどまり、子どもの元へヘルプの大人を向かわせる。
上記をザックリと四コマ漫画にしてみました(左↓が②、右↘が①)

とにかく緊急度が高い場合は、保健室内が落ち着いていたとしても自分一人だけで動くのではなく
複数の大人で対応することが大事!ですね。

緊急時にはその時の状況に合わせて瞬時にいろんなことを考えるので頭がパニックになります(;^_^A

考える内容を少しでも減らすために、そしていろんな状況にすぐ対応できるように、わたしは普段からいろんな飛び道具をミニバッグに入れて身につけて持ち歩いていました。

バッグの中身についてはまた別の記事で・・・(^O^)/

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