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タミフルを途中でやめてエライ目にあった話③

【子育て・親育て】
  タミフルを途中でやめてエライ目にあった話③ 

今回インフルエンザB型で家族全滅した我が家では、全員にタミフルを処方してもらいました。
そのときに私がタミフルの服用を途中でやめてしまい、エライ目にあったという四コマ漫画②の続きです。

ここでちょっとタミフルの基礎知識

【タミフルの服薬期間】
タミフルは服用を開始して2日程度で熱が下がることが多いですが、熱が下がっても気道分泌物からウイルスの放出は続いており、咳やくしゃみでまわりの人にうつす可能性があります。
インフルエンザの症状は平均1週間程度持続することと、また約5日後までウイルスの排泄がみられることから、タミフルの投与は5日間が妥当であると考えられています。
咳止めや熱さましの薬は症状がよくなれば中止してよいのですが、タミフルは飲み切る必要があります。
『熱が下がった=インフルエンザウイルスが完全に消滅したわけではない』ためです。

 発熱はウィルスや細菌などを退治するための身体の防御反応です。
(解熱剤を使わずに)熱が治まったということは、身体が防御反応を取らなくてもよいくらい体内のインフルエンザウイルス量が少なったということです。
しかしインフルエンザウイルスは繁殖力が強いウイルスです。油断するとあっという間に再発してしまいます。


タミフルの服用期間を守らず途中で中止してしまった場合に体内に残ったインフルエンザウイルスは、タミフルが投与されているにも関わらず残った強いウイルスです。
再発するとタミフルに耐性を持ったインフルエンザウイルスが出現することもあります。そうなると治療が難しくなります。
さらに家族や周りの人にタミフルが耐性化したインフルエンザウイルスをうつす可能性もあります。

 

 近年、抗菌薬や抗ウイルス薬の耐性菌(耐性ウイルス)が問題になっています。
耐性菌とは、薬に対して抵抗力を持ってしまい、薬が効きにくくなった菌のことです。
つまり、耐性菌にかかると、薬を使っても病気が治りにくくなってしまいます。

このような耐性菌は、抗菌薬や抗ウイルス薬の乱用により発生します。集団防衛という立場からも、処方医の指示通りに、有効な薬剤を適切な量で適切な期間使用し、自分勝手に中止することがないようにしましょう。

 


↑ちょっと調べれば、そしてまともに考えればすぐにわかることなのに、自分勝手に服用を中止してしまった私・・・(´Д⊂ヽ
自業自得な結果に。

では漫画の続きをどうぞ!!

 

あさはか過ぎた・・・( ノД`)

次回「タミフルを途中でやめてエライ目にあった話④」につづきます。

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